1987年にDe Padovaのテーブルコレクションとして発表された「Vidun」は、今もなお、Vico Magistrettiの最も有名で、認められ、称賛されている作品の一つであり続けています。かみ合わせた形の家具の傑作で、ミラノの方言で大きなネジを意味する「vidun」(ヴィドゥン)を彷彿とさせます。その素材には、天然、ホワイト、またはブラックのブナ材を使用し、コーディネートされた色合い(パープルにターコイズとグリーン、レッドにイエローとダックビルオレンジの組み合わせ)、またはブラックウォールナットで仕上げています。彫刻的で完成度の高いガラストップの天板を通してベースが見えます。「人の注目を集めるのは、常にコンセプチュアルなディテールです」と、Vico Magistrettiは語っています。