Philippe Nigro、ニース生まれのフランス人デザイナー。パリで装飾美術とプロダクトデザイン(LTGC、アンティーブ、ラ・マルティニエール、リヨン、ブール、パリ)を学ぶ。
将来を見据えた先見的研究と、コラボするメーカーの「savoir-faire」の実用的評価の間につながりを構築するのが特徴。有名ブランド、高級品業界、現地の職人など、さまざまな規模のプロジェクトを手がけています。長年にわたって、フランスとイタリアの文化の融合を通じて、こうした経験は豊かになり、デザインのさまざまな側面に正面から向き合えるようになったのです。
De Lucchiとともにキャリアをスタートさせ、製品、家具、照明、インテリアデザイン、イベントデザインなど多くのプロジェクトに参加しました。
今後は、French VIA (Valorisation for Innovation in Furniture) が支援するプロジェクトなども予定されています。
Ligne Roset、Cinna、De Castelli、Piba Marmi、Skitsch、Serralunga、Artuce、Caimi Brevetti、Venini、Foscarini、DePadova、Baccarat、Moleskine、Driade、Saint Luc、CELC、Lexus、le Mobilier National、Hermèsなど、多数のブランドとのコラボレーションを実現。プロジェクトの中には、「Twin-Chairs」、「T.U」、「Confluence」など、パリのポンピドゥーセンターや装飾芸術美術館に収蔵されている作品もあります。
2014年には、フランスの家具見本市「Maison & Objet」のデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞また、第7回ミラノ・トリエンナーレ・デザイン・ミュージアムでは、デザインプロジェクト「Italian Design beyond the Crisis」を出展しています。
2015年のミラノサローネでは、日本の自動車メーカーのレクサスの展示物の空間演出を担当。2017年には世界モーターショーで新しいブースを獲得しました。2016年には、2017年5月にミラノで開催されるCELCヨーロッパプログラムのために、パリのヴォージュ広場で「Ultralin」の展示を開催しています。