Omi Tahara(1977年、神奈川県)は、ミラノを拠点に活躍する独学系デザイナー。
日本で土木工学を学んでいた頃、モダンデザインの奥深さに感銘を受けたオミ。間もなく、自身のデザイン活動をスタートさせます。2002年にフランスのデザイン誌「INTRAMUROS」の特別賞を受賞した後、2003年にミラノに移り、Vico Magistrettiと親交のあるミラノ在住のデザイナーKazuhiko Tomitaとのコラボレーションに取り組みます。このコラボレーションを通じて、Omiは自らのデザインの基盤を固めます。
その後、ミラノのイタリア人デザイナー、Francesco Rotaとコラボレーションを実現させ、イタリアのデザイン界を肌で感じます。2011年、ミラノで独立し、さまざまなクライアントのプロダクトデザインやクリエイティブディレクションを行っています。
創作活動のテーマは、形、素材、機能性、時代、普遍性、文化。また、メーカーとの対話も彼の作品にとって重要なものです。レッドドット・デザイン賞、iFデザイン賞などの国際的なデザイン賞を受賞しています。