Patrick Norguet(1969年、フランス/ツール)デザイナー、EDSI Parisで学ぶ。2000年、パリにスタジオを開設し、2009年、Furniture Designer of the Year賞を受賞。グラフィカルな視点からオブジェクトにアプローチするのが彼の特徴です。子どもの頃は、教科書よりもスケッチブックを使う方が多かったと言います。インダストリアルデザイン界でデザインを学んだことで、建設的な反逆者のユニークなプロフィールが作られたのです。
2000年、代表作である「Rainbow Chair」がGiulio Cappelliniの目に留まり、当時の新進気鋭のクリエイターの仲間入りを果たします。デザインとは「技術的、かつ経済的制約、そしてユーザーの期待によって創作の意図が形成されるメーカーとの出会い」というのがNorguetの考えです。インスピレーションの源は周囲の環境だと言うノルゲは、時代を超えて愛される魅力と時代に呼応する現代感覚を備えた製品を生み出すことを目指しています。現在、国際的な舞台に活躍の場を広げています。